痛くない靴はどんな靴?社交ダンス専用シューズの選び方をご紹介!

痛くない靴はどんな靴?社交ダンス専用シューズの選び方をご紹介!

練習中に足が痛くなったり、靴ずれを起こしてしまったりすると、思うように踊れず残念な気持ちになりますよね。痛みを庇いながら練習をしていると、知らぬ間に別の部分を痛めてしまう可能性も出てきます。

今回は、痛くならないダンスシューズを見つけてもらえるよう、社交ダンスで使用される靴の種類、特徴、素材などをご紹介します。ストレスフリーな状態で練習や競技会に参加するために、自分にぴったりのシューズを見つけましょう。

シューズの特徴

社交ダンスは、踊る演目によって選択するシューズが変わるので、まずは簡単に社交ダンスの種類についてお伝えします。

型の違い

社交ダンスには、スタンダードダンスとラテンダンスの二種類があります。

スタンダードダンス用シューズは、男性用のヒールの高さが2~2.5㎝あるシューズです。女性用は、パンプス型シューズで、ヒールの高さは5㎝から7cmあります。

ラテンアメリカン用ダンスのシューズは、男性用のヒールの高さが3.5~4.5㎝のシューズで、スタンダード用に比べて少し高さが上がります。女性の場合は、サンダル型のシューズで、ヒールの高さは5cm~8㎝と、こちらもスタンダード用に比べてヒールが少し高くなります。

素材の違い

スタンダード用シューズは、男性用の場合はそのほとんどがエナメル素材で作られており、女性の場合は、ベージュのサテン素材のシューズが多くなります。フィギュアスケートの選手のシューズを想像してもらうと分かりやすいでしょう。

しかし、ベージュのシューズだと、レッグとフットがつながって見え、足長効果が期待できます。ラテンアメリカン用シューズは、男性は素材に革を使用しているものが多くなりますが、近頃はエナメル素材のものを選ばれる方も増えてきました。

革の特徴としては、エナメル素材よりも柔らかく足によく馴染みます。
女性の場合はサンダル型ですから、足の指が出ます。普段履いているサンダルと一見変わらなく見えますが、靴の底が“ぐにゃり”と曲がるほど柔らかい素材です。しっかりと床を感じながら踊れるような作りとなっています。

兼用シューズ

競技会に出る時には、それぞれ専用のシューズを履いて出場するのが望ましいのですが、社交ダンスをはじめたばかりの方は、兼用のシューズもおすすめです。どちらの種目でも踊れるようになっていて履き替える手間がなく、プロの先生も練習の際は兼用シューズを使用することが多くなるでしょう。

 

痛くならないシューズの選び方

上記の通り、社交ダンスのシューズには、スタンダード用とラテンアメリカン用があり、素材にも違いがあることをお伝えしました。では次に、足が痛くならないシューズの選び方のポイントをご紹介します。

ストラップがついているものを選択してみましょう

パンプス型のシューズには、デザインとして足の甲や足首にストラップがあるシューズがあります。付いていないシューズと比べると、足元が固定され動きやすくなる場合があります。また、ストラップが付いていないものが気に入った場合は、シューズバンドという無色透明のバンドで固定してみるのも良いでしょう。

サイズを確認してみましょう

男性用も女性用もいえることですが、サイズが大きすぎると踵とシューズの接地面がステップのたびにずれ、靴擦れする原因となってしまいます。男性が使用するシューズは、紐がついているので比較的調整がしやすいでしょう。

しかし、女性用のダンスシューズは紐での調整はできません。ちょうどよいサイズ感としては、つま先にやや余裕があるものが良いでしょう。踊る時は足の指をしっかり広げて、フロアをつかみながら踊る必要があるからです。

また、外反母趾が痛む方向けに、外反母趾に対応しているシューズもあります。痛みの原因が外反母趾であるなら、それ専用のシューズを考えてみるといいでしょう。

ヒールの高さを検討してみましょう

社交ダンス専用のシューズは、どちらの型もヒールが5㎝~8㎝と高めの設計ですが、高さが3㎝ほどに抑えられた低めのものも売っています。足に痛みを感じた時だけでも、低めのヒールの靴を使用すると、足の負担が減り足を休められます。

 

その他の対策方法

社交ダンスは運動量のある競技ですから、しっかり確認して購入したシューズでも、痛みが出てくることもあるでしょう。そこで、簡単にできる対策をいくつかご紹介します。

・インナーソールを検討してみる
・テーピングやサポーター

足の疲れをやわらげ、長い時間ダンスを踊ってもつかれにくくなる、ダンスシューズ用のインナーソールがあります。激しい動きを伴う社交ダンスですから、足に与える衝撃を少しでも抑える事で、痛みを軽減できるかもしれません。外反母趾でお悩みの方には、テーピングやサポーターを使用して痛みを緩和する方法もあります。

また、それ専用のインナーソールもあり、足の真ん中部分をかためのクッションで押しあげることで、両サイドの外反母趾の痛みを緩和する仕組みです。そして、体を動かした後には適度にマッサージでケアを行うことが重要です。ゴルフボールで足の裏をほぐすなど、自分のやりやすい方法を見つけてみてください。

 

まとめ

ダンスシューズの履き心地は、社交ダンスをする上でとても重要なことです。痛みが出てしまっては、練習もままなりません。形や素材、痛みを緩和できるアイテム等を使用して、自分にフィットする、痛くならない靴や方法で社交ダンスを楽しみましょう。

痛くならない靴をお探しの方は、「ダンススタジオすまいる」にご相談ください。最適な一足を見つけるお手伝い、アドバイスをさせていただきます。