社交ダンスの髪型は何がいい?オーダーのポイントやお手入れ方法をご紹介!

社交ダンスの髪型は何がいい?オーダーのポイントやお手入れ方法をご紹介!

社交ダンスの大会では、数組のペアが一度に踊り、審査されます。ダンスの出来はもちろんですが、髪型やメイクもビシッと決めておきたいものですね。

そこで今回は、印象がアップする髪型のポイントや、美容院でオーダーするときの注意点などをまとめました。「スタイリング剤を落とすために何度も洗うのが気になる」という方のために、ヘアケアの方法もご紹介しますので、参考にしてみてください。

社交ダンスの髪型に決まりはある?

社交ダンスに合う髪型を考える前に、身だしなみについてどのようなルールがあるのかを確認しておきましょう。公益社団法人日本ダンススポーツ連盟のホームページ掲載の「2023年競技関連規定集」には、ヘアースタイルとメーキャップについて、次のように書かれています。

【女性役(ラテン・スタンダードとも)】
選手のレベルや年齢を尊重するものでなければならない。

【男性役(ラテン)】
ショートヘアーが望ましい。長髪の場合は、まとめること。

【男性役(スタンダード)】
記載なし

つまり、必ずしも「これ」という髪型の決まりはないのです。

 

魅力的に見える髪型は?

はっきりとした髪型の規定はなくとも、少しでも審査員の印象をよくしたいものですよね。そこで、男女別のポイントをご紹介します。

女性は固定+ツヤ

社交ダンスのヘアセットは、一般的なものとは大きく違います。男女どちらにも言えることですが、回ったり振ったりという激しい動きをしても崩れない髪型でなければいけません。本人が乱れを気にせず、最後まで踊りきれることが一番大切なので、ジェルやスプレーでしっかりと固定しましょう。また、複数人で一度に踊る中で、少しでも周囲の視線を集めるためには、ツヤもポイントです。毛の流れを意識した、ツヤ感のあるスタイルを取り入れましょう。

男性は襟足がポイント

男性も「ピシッと」が基本です。表情も審査の対象になるため、顔を隠してしまう前髪は厳禁です。顔を隠すだけでなく、踊っている途中で落とす可能性もあるので、メガネも外しましょう。首が長く見えると立ち姿も美しく見えるため、襟足が大きなポイントです。刈り上げか撫でつけのスタイルがおすすめです。耳回りも少し刈り上げるか、ラテンの場合はオールバックにしている方もいます。

 

美容院を利用するなら…

自宅でセットをする方もいますが、やはりプロの手を借りた方が、納得の仕上がりを手に入れられます。そこで、美容院でヘアセットをする場合の注意点をご紹介します。

社交ダンス専用のヘアセットができるか

先ほど説明したように、社交ダンスのためのヘアセットは、七五三や結婚式などのパーティーメイクとは大きく異なります。セットが緩く途中で崩れてしまったり、社交ダンスには適していない髪型になってしまったりという場合も。高度な技術が必要なので、ホームページなどで「社交ダンスのヘアセットができる」と書いてあるかを必ず調べておきましょう。

オーダーはしっかり伝える

お金も時間もかけてヘアセットをしてもらったのに「思っていたのと違う」となれば、当日のダンスにも支障が出てしまうかもしれません。セットを始める前に、自分のなりたい髪型をきちんと伝えておきましょう。インターネットで写真検索をしてイメージに近いものを数枚出しておくと、共有しやすくなります。「これ」というものがない場合は、「やりたくない髪型」を知らせるのも一案です。コンパクトにまとめるかボリュームを出すかで、大きく印象が変わるので、雰囲気だけでも伝えておきましょう。美容師さんに「おまかせ」という場合も、種目や曲、衣装の写真などを見せておくと、イメージが膨らむのでスムーズです。

 

スタイリング剤の落とし方

ガチガチに固めた髪の毛は、洗うのも大変です。洗い残しがあると肌トラブルの原因にもなるため、しっかりと落として髪を傷めないヘアケア方法について、ご紹介します。

ぬるま湯で流す

まずは、丁寧にぬるま湯で流します。このとき、無理やりブラッシングするのは厳禁です。優しく汚れを流すイメージで、髪を濡らしましょう。

トリートメントで油を落とす!

スタイリング剤は、油でできています。皮脂や汚れを落とすためのシャンプーには、そこまでの洗浄力はありません。そこで、コンディショナーやトリートメントに入っている油で落とすのが最善です。トリートメントを優しく揉みこみ、スタイリング剤となじませましょう。

すすぎはしっかり

少し置いて手ぐしで軽くほぐしたあと、シャワーで洗い流しましょう。すすぎ残しは、このあとのシャンプーの妨げになるので、しっかりと流しきることがポイントです。

普段通りの手順で

あとは、シャンプー、トリートメントと、いつも通りのケアをします。摩擦は髪を傷める原因になるため、ゴシゴシ洗わず、シャンプーは丁寧に地肌から洗いましょう。

 

まとめ

今回は、社交ダンスの髪型を決めるためのポイントや、髪を傷めないヘアケア方法についてご紹介しました。特別な決まりはないものの、少しでも印象がよくなるようなヘアセットをして、大会に臨みたいことでしょう。

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